高校で物理を選択していなくても放射線技師になれる?大学の授業について解説
こんにちは。放射線技師のPotetoです。
放射線技師を目指している高校生の方からよくいただく質問の一つが、
「高校で物理を選択していないのですが、大学の授業についていけますか?」というものです。
結論からお伝えすると、高校で物理を履修していなくても、放射線技師を目指すことは可能です。
ただし、大学では物理に関わる内容を学ぶため、少しだけ覚悟しておいたほうがよいこともあります。 実際の学生生活をイメージしながら解説します。

放射線技師の勉強では物理が出てくる
放射線技師は「放射線」を扱う職種です。そのため大学では、
放射線物理
画像工学
放射線計測
医用工学
といった物理に関連する授業があります。
「物理」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、 高校の物理をそのまま続けるというより、医療に必要な内容を中心に学ぶ授業になっています。
多くの大学では基礎から説明してくれるため、最初から専門知識が必要というわけではありません。
物理未履修でもついていける?
結論としては、ついていくことは可能です。
実際に私の周りでも、高校で物理を履修していない/文系科目中心だったという学生もいました。
最初は少し苦労することもありますが、 授業をしっかり聞いて勉強すれば理解できる内容です。
私自身の学生時代の経験
ちなみに私は高校時代、物理ではなく化学を選択していました。
大学に入ってから初めて放射線物理などの授業を受けましたが、 講義では基礎から教えてもらえるため、完全に置いていかれることはありませんでした。
ただし、授業の進むペースは高校よりも速いと感じました。
また数学についても、高校では数ⅡBまでしか履修していませんでした。
大学では数Ⅲの内容が出てくる講義もありましたが、 授業を聞きながら勉強することでついていくことはできました。
ただ正直に言うと、数Ⅲや物理を履修していた人のほうが理解は早かった印象があります。
それでも、勉強を続ければ十分追いつくことはできました。
最初は大変に感じることも
物理未履修の場合、最初の頃は単位の考え方・計算式・放射線のエネルギーなどに戸惑うことがあるかもしれません。
そのため、友人と一緒に勉強したり、先生に質問するといった勉強方法がとても大切になります。

むしろ大切なのは別のこと
学生生活を振り返ると、 物理を履修していたかどうかよりも大切だったと感じるのは
継続して勉強する習慣・分からないことを質問する姿勢・友人と協力して勉強すること
でした。放射線技師の勉強は、一人で黙々と進めるよりも 友人と一緒に理解を深めながら進めることが多い印象があります。

高校で物理を履修していなくても放射線技師になることはできます。
最初は少し大変かもしれませんが、大学の授業をしっかり受ければ十分追いつくことができます。
まとめ
- 高校で物理を履修していなくても放射線技師を目指すことは可能
- 大学では放射線に関する物理を基礎から学ぶ
- 授業の進むペースは速いが理解できる内容
- 勉強習慣や協力して学ぶ姿勢が大切
高校時代の授業選択は大丈夫かなと悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
- 更新日:2026/3/10
- 執筆:診療放射線技師【Poteto/放射線管理士/放射線被ばく相談員/マンモグラフィ撮影認定技師】
- 参考:本ページは医療現場の一般的な運用に基づきます。個別の判断は担当医とご相談ください。
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