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放射線技師と看護師の違いって何?役割の違いをわかりやすく解説

放射線技師と看護師の違いって何?役割をわかりやすく解説
Poteto

こんにちは。放射線技師のPotetoです。

病院で検査を受けたとき、

「この人は看護師さん?」
「放射線技師って何をしているの?」

と疑問に思ったことはありませんか?制服が似ていることもあり、違いが分かりづらい職種でもあります。

今回は、放射線技師と看護師の役割の違いを、患者さん目線でわかりやすく解説します。

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専門分野がまったく違います

簡単に言うと、

  • 看護師:患者さんの「生活・療養」を支える専門職
  • 放射線技師:画像や放射線を扱う検査・治療の専門職

同じ医療職でも、担当している役割は大きく異なります。

看護師の主な役割

看護師は、医師の指示のもとで患者さんのケアを行います。

  • バイタルサイン(血圧・脈など)の測定
  • 点滴や採血
  • 服薬管理
  • 入院中の生活支援
  • 患者さんや家族への説明や相談対応

病院の中で最も患者さんと関わる時間が長い職種です。

放射線技師の主な役割

放射線技師は、画像診断や放射線治療を担当する専門職です。「放射線を人体に照射できる」資格を持つ国家資格者です。

  • レントゲン撮影
  • CT・MRI検査
  • マンモグラフィ
  • 透視検査
  • 核医学検査
  • 放射線治療
検査中は
  • 正確な位置合わせ
  • 適切な撮影条件の設定
  • 被ばく線量の管理
  • 画像の品質確認

などを行っています。

造影CTを例に違いを見てみましょう

造影CT検査では、

  • 看護師:問診の実施、造影剤用の点滴針を確保、患者の観察等
  • 放射線技師:撮影操作・線量管理・画像作成等

というように、役割が分担されています。

チーム医療の中で、それぞれの専門性が活かされています。

他にも造影検査等が可能か血液検査を行う臨床検査技師や撮影した画像の読影・診断を行う医師も画像診断検査に携わっています。

よくある誤解

放射線技師は看護師の一種?

違います。資格も法律も別です。

放射線技師は画像を見るだけ?

診断を行うのは医師ですが、
放射線技師は診断に適した画像を作る専門職です。

看護師はレントゲンを撮れる?

放射線を人体に照射できるのは、
医師・歯科医師・診療放射線技師に限られています。

患者さんから見える違い

検査室でレントゲンやCTを担当しているのが放射線技師、
病棟や外来で点滴やケアをしているのが看護師、というイメージです。

ただし、検査室には看護師も立ち会うことがあるため、 混同されやすいのです。

医療はチームで成り立っています。
それぞれの専門職が役割を分担することで、安全な医療が提供されています。
気になることがあれば、遠慮なく質問してくださいね。

まとめ

  • 看護師は療養と生活支援の専門職
  • 放射線技師は画像診断・放射線治療の専門職
  • 資格も法律も異なる国家資格
  • チーム医療の中で役割分担している

病院で出会う医療スタッフには、それぞれ専門性があります。

違いを知ることで、より安心して医療を受けていただければ嬉しいです。

  • 更新日:2026/3/10
  • 執筆:診療放射線技師【Poteto/放射線管理士/放射線被ばく相談員/マンモグラフィ撮影認定技師】
  • 参考:本ページは医療現場の一般的な運用に基づきます。個別の判断は担当医とご相談ください。
  • 免責:本サイトの情報は個別診療に代わるものではありません。
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総合病院に勤務している放射線技師のPotetoです!放射線に関する不安や疑問に寄り添うために、このブログを立ち上げました。日々の生活に役立つ放射線の知識や、放射線技師の仕事についてわかりやすく発信しています。
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