画像診断検査はいくらかかる?CT・MRI・レントゲンの費用目安をやさしく解説
こんにちは。放射線技師のPotetoです。
病院で画像診断検査を受ける前、こんな不安を感じたことはありませんか?
「CTやMRIって高そう…」
「検査だけでいくらくらい必要なんだろう?」
今回は、画像診断検査にどのくらいのお金が必要なのかを、 保険診療を前提に、できるだけわかりやすく解説します。
画像診断検査の費用は「保険診療」が基本です
多くの画像診断検査は、健康保険が適用されます。
そのため、実際に窓口で支払う金額は、
- 原則:3割負担(一般的な方)
- 2割・1割負担(年齢や制度による)
となります。
以下では、3割負担の場合の目安で説明します。
レントゲン検査の費用目安
レントゲン検査は、比較的費用が抑えられている検査です。
- 胸部レントゲン:およそ400〜600円
- 腹部レントゲン:およそ600〜800円
撮影部位や枚数によって多少前後しますが、 1,000円以内で済むことが多い検査です。
CT検査の費用目安
CT検査は、レントゲンより詳しい情報が得られる分、 費用はやや高くなります。
- 単純CT(造影なし):3,000〜5,000円前後
- 造影CT:6,000〜10,000円前後
撮影部位や範囲、造影剤の使用有無で金額は変わります。
造影検査では、
- 造影剤の費用
- 安全管理に関わる費用
が加わるため、単純CTより高くなります。
MRI検査の費用目安
MRI検査は、CTよりも検査時間が長く、 装置の維持費も高いため、費用も高めです。
- 単純MRI:5,000〜8,000円前後
- 造影MRI:8,000〜12,000円前後
撮影部位や撮影内容によっては、 さらに前後することがあります。
エコー(超音波)検査
- 腹部エコー:1,500〜3,000円前後
- 心エコー:3,000〜5,000円前後
放射線を使わない検査ですが、 技師の技量や検査時間が反映されるため、内容に幅があります。
マンモグラフィ検査
- 診療目的:2,000〜4,000円前後
検診か診療かによって、費用が変わる点に注意が必要です。
「検査費用」以外にかかることもあります
画像診断検査では、
- 診察料
- 血液検査(造影前など)
- 処置料
が別にかかる場合があります。
「検査だけの金額」と、 実際の会計金額が少し違うこともある点を、 知っておくと安心です。
高額になる場合は制度が使えることも
CTやMRIを複数回行った場合や、 入院を伴う場合には、
“高額療養費制度“が利用できることがあります。
自己負担が一定額を超えた分は、 後から払い戻される仕組みです。
詳しくは、加入している保険や窓口で確認してください。
まとめ:検査費用は事前に聞いても大丈夫
- 多くの画像診断検査は保険適用
- レントゲンは数百円程度
- CT・MRIは数千円〜1万円前後
- 造影検査はやや高くなる
- 不安な場合は事前に確認してOK
検査費用が心配なときは、 遠慮せず受付や医療スタッフに聞いてください。
安心して検査を受けるために、 「お金の不安」を事前に解消することも大切です。
参考文献
- 厚生労働省「医療費の自己負担について」
- 日本医学放射線学会「画像診断の保険診療」
- RadiologyInfo.org「Costs of Medical Imaging」
- 更新日:2026/1/16
- 執筆:診療放射線技師【Poteto/放射線管理士/放射線被ばく相談員/マンモグラフィ撮影認定技師】
- 参考:本ページは医療現場の一般的な運用に基づきます。個別の判断は担当医とご相談ください。
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