閉所恐怖症でもMRI検査は受けられる?不安なときの対処法を解説
こんにちは。放射線技師のPotetoです。
MRI検査について、患者さんからよくいただくご相談のひとつが
「閉所恐怖症だけど、MRI検査は受けられますか?」というものです。
結論からお伝えすると、
閉所恐怖症だからといって、必ずMRI検査ができないわけではありません。
ただし、感じ方や不安の強さには個人差があり、 その方に合わせた対応がとても大切になります。

閉所恐怖症の感じ方は人それぞれ
「閉所恐怖症」と一言でいっても、その程度はさまざまです。
- 説明を聞けば落ち着いて検査できる方
- 近くにスタッフがいれば安心できる方
- 寝台に横になった瞬間に強い不安を感じる方
実際の現場では、放射線技師が近くで手を握っていれば検査ができたという方もいれば、
寝台に寝た段階で「やっぱり無理」と感じ、検査を中止するというケースもあります。どちらも間違いではありません。

MRI検査が不安に感じやすい理由
MRI検査は、
- トンネル状の装置の中に入る
- 検査時間が比較的長い
- 大きな音がする
といった特徴があります。そのため、閉所が苦手な方にとっては 強い不安を感じやすい検査でもあります。
できる限り検査ができるようにお手伝いしています
放射線技師や看護師は、「無理に検査を受けさせる」ことはしません。
その一方で、「できる限り検査ができる方法はないか」を一緒に考えています。
たとえば、
- 検査の流れを事前に詳しく説明する
- 常に声かけを行う
- 途中で中止できることを伝える
といった対応で、不安が軽減することもあります。
それでも無理なときは中止して大丈夫
どれだけ配慮しても、「やっぱり怖くて耐えられない」と感じる場合もあります。
その場合は、検査を中止することができます。
患者さんの同意なく検査を続けることはありませんし、 我慢する必要もありません。
中止した場合は、
- 別の日に再検査を検討する
- 他の検査方法を検討する
といった対応が取られます。
それでも覚えておいてほしいこと
ひとつだけ、ぜひ覚えておいてほしいことがあります。MRI検査は、「必要だから」医師がオーダーしています。
病気の有無や治療方針を判断するために、 MRIでしか得られない情報が必要な場合も多くあります。だからこそ、
- どこが不安なのか
- 何が怖いのか
を伝えていただけると、 より良い方法を一緒に考えることができます。

閉所恐怖症だからといって、最初から諦めなくて大丈夫です。
不安があれば、検査前でも検査中でも、必ず声をかけてください。
私たちは、患者さんの気持ちを大切にしています。
まとめ:閉所恐怖症でもMRI検査は「相談しながら」進められます
- 閉所恐怖症でもMRI検査ができる方は多い
- 不安の強さは人それぞれ
- 無理な場合は検査を中止できる
- 医師が必要と判断した検査であることも大切なポイント
不安を我慢する必要はありません。 でも、ひとりで悩まず、ぜひ私たちに相談してください。
- 更新日:2026/2/13
- 執筆:診療放射線技師【Poteto/放射線管理士/放射線被ばく相談員/マンモグラフィ撮影認定技師】
- 参考:本ページは医療現場の一般的な運用に基づきます。個別の判断は担当医とご相談ください。
- 免責:本サイトの情報は個別診療に代わるものではありません。
