レントゲン(X線)検査

歯医者さんのレントゲンは誰が撮影している?歯科衛生士は撮っていいの?法律を解説

歯医者さんのレントゲンは誰が撮影している?歯科衛生士は撮っていいの?法律を解説
Poteto

こんにちは。放射線技師のPotetoです。

歯医者さんでレントゲンを撮ったとき、

「これって誰が撮影しているの?」
「歯科衛生士さんがボタンを押しているように見えたけど大丈夫?」

と疑問に思ったことはありませんか?

今回は、歯科でのレントゲン撮影について、 法律に基づいてわかりやすく解説します。

放射線を人体に照射できるのは誰?

日本では、放射線を人体に照射してよい職種は法律で定められています。

医師・歯科医師・診療放射線技師

この3職種のみが、医療目的で放射線を照射することができます。

これは

  • 医師法
  • 歯科医師法
  • 診療放射線技師法

によって定められています。

歯科衛生士は撮影していいの?

結論からお伝えします。歯科衛生士がレントゲン撮影のボタンを押すことは認められていません。

放射線を人体に照射する行為は、 法律上の資格が必要な「医行為」に該当します。

もし無資格で照射を行った場合、

  • 行政指導
  • 業務停止
  • 免許停止や取消

といった行政処分の対象になる可能性があります。

歯医者で歯科衛生士はレントゲン撮影していいの?

では、歯科衛生士は何をしているの?

歯科衛生士が撮影に関わること自体は違法ではありません。認められている業務としては、

  • 撮影室への案内
  • 体の位置合わせ
  • フィルムやセンサーの設置補助

などがあります。ただし、放射線を出すボタンを押すことはできません。

実際の歯科医院ではどうしているの?

多くの歯科医院では、

  • 歯科医師が撮影操作を行う
  • 撮影時のみ歯科医師が呼ばれる

といった体制を取っています。

歯科医院では診療放射線技師が常駐していないケースが多いため、 歯科医師が撮影を行うのが一般的です。

患者として気になる場合はどうする?

もし撮影者について疑問や不安がある場合は、「どなたが撮影されていますか?」と確認しても問題ありません。

医療は透明性が大切です。 遠慮する必要はありません。

歯科のレントゲン撮影も、法律に基づいて安全に行われています。
不安なことがあれば、遠慮なく質問してくださいね。

まとめ

  • 放射線を人体に照射できるのは医師・歯科医師・診療放射線技師のみ
  • 歯科衛生士が撮影ボタンを押すことは認められていない
  • 歯科衛生士は案内や位置合わせなどを担当することがある
  • 多くの歯科医院では歯科医師が撮影している

歯科でのレントゲン撮影も、 法律に基づいて行われています。

正しい知識を知ることで、 安心して検査を受けていただければ嬉しいです。

  • 更新日:2026/2/24
  • 執筆:診療放射線技師【Poteto/放射線管理士/放射線被ばく相談員/マンモグラフィ撮影認定技師】
  • 参考:本ページは医療現場の一般的な運用に基づきます。個別の判断は担当医とご相談ください。
  • 免責:本サイトの情報は個別診療に代わるものではありません。
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放射線技師
総合病院に勤務している放射線技師のPotetoです!放射線に関する不安や疑問に寄り添うために、このブログを立ち上げました。日々の生活に役立つ放射線の知識や、放射線技師の仕事についてわかりやすく発信しています。
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