検査が怖くなったのでやめたい…検査直前でも中止できる?放射線技師が解説
こんにちは。放射線技師のPotetoです。
CTやMRI、レントゲンなどの放射線検査。検査室の前まで来たものの、
「やっぱり怖くなってきた」
「このまま受けて大丈夫なのかな」
そう感じる方は、決して少なくありません。
今回は、検査直前に怖くなった場合、検査は中止できるのか?
そして、医療現場ではどのように考えられているのかを、わかりやすくお伝えします。

検査は直前でも中止できます
まず、最も大切なことをお伝えします。
患者さんの同意がないまま、検査を行うことはありません。
たとえ検査室に入ったあとでも、寝台に横になったあとでも、
「やめたい」と伝えていただければ検査は中止できます。
医療行為はすべて、患者さんの同意があって初めて成り立つものです。 強制されることはありません。
「直前に断ったら迷惑?」と思わなくて大丈夫
患者さんからよく聞く声に、
「ここまで来て断ったら迷惑ですよね…」
というものがあります。
ですが、私たち医療スタッフは、不安なまま無理に検査を受けてもらうことのほうが心配です。
恐怖や緊張が強い状態では、
- 体が動いてしまう
- 息止めがうまくできない
- 気分が悪くなる
といったことが起こりやすく、結果的に検査がうまくいかないこともあります。
それでも知っておいてほしい大切なこと
ここで、もう一つ大切な視点があります。その検査は、「必要だから」医師がオーダーしています。CTやMRI、レントゲンなどの検査は、病気の有無や治療方針を決めるために重要な情報を得る目的で行われます。
「念のため」ではなく、
- 今の症状の原因を調べるため
- 重い病気を見逃さないため
- 治療の必要性を判断するため
といった理由があって、医師は検査を依頼しています。
怖いときは、まず「伝える」ことが大切
もし検査が怖いと感じたら、
中止する前に、ぜひ一度スタッフに伝えてください。
実際には、
- 説明を聞いたら安心して受けられた
- 休憩を入れたら落ち着いた
- 検査方法を少し工夫できた
というケースも多くあります。
放射線技師や看護師は、不安を減らすためのサポートも大切な役割の一つです。

「怖い」「不安」「苦手」
どんな理由でも大丈夫です。
我慢せず、検査前でも検査中でも、声をかけてください。

中止した場合、その後はどうなる?
検査を中止した場合は、
- 主治医に検査を受けられなかったことが伝えられる
- 別の日に再検査を検討する
- 別の検査方法を検討する
といった対応が行われます。
「やめたらもう診てもらえない」ということはありませんので、 安心してくださいね。
まとめ:無理はしなくて大丈夫、でも一緒に考えましょう
- 検査は直前でも中止できる
- 患者さんの同意なしに検査は行われない
- 怖い気持ちはとても自然
- 検査は診断のために必要だからオーダーされている
無理に我慢する必要はありません。 でも、なぜその検査が必要なのかを一緒に確認することで、 不安が軽くなることもあります。
安心して検査を受けられるよう、 私たちはいつでもお手伝いします。
- 更新日:2026/2/5
- 執筆:診療放射線技師【Poteto/放射線管理士/放射線被ばく相談員/マンモグラフィ撮影認定技師】
- 参考:本ページは医療現場の一般的な運用に基づきます。個別の判断は担当医とご相談ください。
- 免責:本サイトの情報は個別診療に代わるものではありません。
