放射線技師の年末年始の働き方は?当番・待機の実際を経験談で紹介します
こんにちは。放射線技師のPotetoです。
医療職を目指している方や、これから放射線技師として働く方から、よく聞かれる質問のひとつが
「放射線技師って、年末年始は休めるんですか?」
結論から言うと、施設によって大きく異なります。 今回は、私が実際に経験してきた年末年始の働き方について、
※あくまで一例としてご紹介します。
私が経験した病院の年末年始スケジュール
多くの病院では、
12月27日〜1月4日頃
を「年末年始期間」としていることが多い印象です。
外来診療は縮小されますが、
- 救急対応
- 入院患者さんの検査
は続くため、放射線技師も完全に休みになるわけではありません。
年末年始に必要な放射線技師の人数
私が経験してきた病院では、年末年始期間中、
常に2名体制が必要でした。
院内待機の技師
- 病院内に滞在
- 救急患者や緊急検査に対応
院外待機の技師
- 自宅、またはすぐに出勤できる範囲で待機
- 院内の技師だけでは対応できない場合に出勤
この2名がセットで1日の当番となっていました。

当番の勤務形態は「24時間+24時間」
当番の流れは、次のような形でした。
- 24時間:院内待機
- 続けて24時間:院外待機
合計48時間で1回の当番が終了
院内待機の24時間は病院を離れることができず、 院外待機の24時間も、実質的には予定を大きく入れられない状態です。

ただしこの仕組みのおかげで、 より多くの技師が連続した休みを取れるよう工夫されていました。
1年目の年末年始はどうだった?
私が1年目のときは、少し特別でした。
上司が、
「親御さんも、年末年始は会いたいんじゃないかな」
と気にかけてくださり、年末年始の当番は免除されました。
新人の立場としてはとてもありがたく、 「こういう配慮をしてもらえる職場でよかったな」と今でも覚えています。
2年目以降はしっかり当番を担当
2年目以降は、他の技師と同じように年末年始の当番を担当しました。
今回の年末年始(12/27〜1/4)を例にすると、
9名ほどが当番担当
になる計算です。
ちょうど真ん中の12月31日〜1月1日に当番が当たると、 検査をしながら病院で年を越すこともありました。
年末年始当番があると、帰省はどうなる?
正直なところ、
当番がお正月の前後に入ると、実家への帰省はかなり難しくなります。
私自身も、日程が短くなってしまい、 帰省を諦めた年がありました。
ただし、
「帰省したい」という希望は、事前に上司へ伝えることがとても大切
です。
実際、私の職場では、 希望を出しておくと年末か年始のどちらかに調整してもらえることが多く、 とても配慮のある環境でした。
当番が偏らないような工夫もありました
年間を通して、
- ゴールデンウィーク
- 年末年始
などの大型連休で、同じ人に当番が集中しないよう、 誰が何回担当したかを記録してくれていました。
そのため、
- 連続して連休当番に入った場合
- 次の大型連休は免除
といった調整があり、予定を立てやすかったです。
年末年始の当番、手当はつくの?
正直なところ、
「年末年始だし、何か特別な手当がつくのかな?」
と思っていた時期もありました。
しかし、私が経験した病院では、 特別な手当はありませんでした。
医療業界全体の経営状況も影響しているのかもしれません。
まとめ:放射線技師の年末年始は「完全休み」ではないけれど
- 年末年始も検査は続くため、当番制がある
- 院内待機・院外待機の2名体制が多い
- 1年目は配慮されることもある
- 帰省希望は事前相談が大切
- 公平になるよう工夫してくれる職場も多い
年末年始に働くことは大変な面もありますが、 その分職場の雰囲気や配慮の有無がよく見える時期でもあります。
これから放射線技師を目指す方の、 働き方を考えるヒントになれば嬉しいです。
- 最終更新日 2026/1/6
- 執筆者 Poteto (診療放射線技師/放射線管理士/放射線被ばく相談員/マンモグラフィ撮影認定技師)
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